タロットの基本 小アルカナ-2

小アルカナの各スート(カップ、ペンタクル、ワンド、ソード)には、前回紹介した「ニューメラルカード」と呼ばれる1から10までの数札と、「コートカード」と呼ばれる4枚の人物カードで構成されています。今回はこのコートカードについて書いていきます。

コートカードはキング、クイーン、ナイト、ペイジの4枚で成り立っています。
(下の写真:全てワンド/順にキング、クイーン、ナイト、ペイジ)
270px-rws_tarot_wands14  275px-rws_tarot_wands13  273px-rws_tarot_wands12  273px-rws_tarot_wands11
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

これらのカードの読み方として、単純にそれぞれのカードの人物の特徴を持つ人を表すこともあれば、それぞれの人物が表す原理の意味を読むこともあります。
今回は簡単にそれぞれの人物の特徴を紹介します。

キングは支配力があり、多くの人に影響力を持つ人物、社長や組織のトップ、価値を自ら創造できる人物などを表します。
(下の写真:全てキング/順にカップ、ペンタクル、ワンド、ソード)
272px-rws_tarot_cups14  276px-rws_tarot_pents14  270px-rws_tarot_wands14  274px-rws_tarot_swords14
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

クイーンは聡明さ、受容性を持ち、慈愛の深い人物や、他の人の感情の部分に対して強い影響力を持つ人物などを表します 。
(下の写真:全てクイーン/順にカップ、ペンタクル、ワンド、ソード)
277px-rws_tarot_cups13  273px-rws_tarot_pents13  275px-rws_tarot_wands13  269px-rws_tarot_swords13
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

ナイトは応用が利き、行動力のある人物、リーダーとして他の人を引っ張っる力のある人物を表しています。
(下の写真:全てナイト/順にカップ、ペンタクル、ワンド、ソード)
279px-rws_tarot_cups12  273px-rws_tarot_pents12  273px-rws_tarot_wands12  275px-rws_tarot_swords12
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

ペイジは学生や見習い中の人、誰かの指示に従う側の人物、これから何かにチャレンジしていくまだ未熟な人物などを表します。
(下の写真:全てペイジ/順にカップ、ペンタクル、ワンド、ソード)
269px-rws_tarot_cups11  274px-rws_tarot_pents11  273px-rws_tarot_wands11  274px-rws_tarot_swords11
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

これら人物の特徴に各スートの意味を加え、計16枚の人物としての状態もしくは原理をあらわしたものが小アルカナの人物カードの意味になります。

長崎の八坂神社

少しお休みをいただき、故郷の長崎に行ってきました。
先週末には有名なお祭り「おくんち」が行われていて、私は夜に少し見ただけでしたが、町のあちこちで演し物が見られとても華やかでした。
後日長崎散策した際は、猫が多いことでも有名な町なので、あちこちで猫を発見しました。

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私は行った先々の神社を訪れるのが好きで長崎でもいくつか行ってきましたが、その中でおくんちの踊り馬場の会場にもなる八坂神社を紹介します。

こちらの御祭神は、ヤマタノオロチ退治で有名な建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、その妃神である櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)などで、スサノオノミコトは厄除けや病気平癒、クシナダヒメノミコトは縁結びなどの御利益があるとされています。

神社の中に入ると空気が変わると感じる方は多いと思いますが、よくあるのがお参りをする拝殿よりも少し外れた場所や御神木の方により神聖な空気を感じることです。
今回の八坂神社では、本殿のすぐ隣にある櫻姫美人稲荷(さくらひめびじんいなり)をお参りする際に特に強い空気を感じました。こちらのお稲荷様には名称の元となった言い伝えもあり、その由来から女性の参拝者も多いようです。

観光地のひとつである崇福寺の近くにある神社なので、興味のある方は長崎を訪れる際に参拝されてみてはいかがでしょうか。

タロットの基本 小アルカナ-1

タロットカードは「大アルカナ」と「小アルカナ」と呼ばれるカードで構成されていますが、今回はそのうちの小アルカナを取り上げます。

前回紹介した大アルカナが人間の持つ普遍的な意識・内面的な要素などを表すのに対し、小アルカナは人が実際に生きていく際の具体的な局面・外面的な要素を表します。

小アルカナはまず4つの「スート」に分けられます。
(下の写真:順にカップ、ペンタクル(五芒星の描かれたコイン)、ワンド(木の棒)、ソード)
268px-rws_tarot_cups01  274px-rws_tarot_pents01  275px-rws_tarot_wands01  274px-rws_tarot_swords01
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

それぞれは4大元素と対応しており、カップは水、ペンタクルは土、ワンドは火、ソードは風です。

基本的な意味として、カップは情に関すること、受動的な性質、結合・混じり合う性質などを表します。
ペンタクルは物質的な物やお金、労働、ある狭い範囲の中に複数の要素をまとめる性質などを表します。
ワンドは精神性、創造力、向上心、興奮性、形から解放され上昇していく性質などを表します。
ソードは識別力、意志、知性、思考、ひとつのものを分割・分散させる性質などを表します。

各スートは1~10までの数札(ニューメラルカード)と、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの4枚の人物カード(コートカード)で構成されています。

ニューメラルカードは、数字の意味に各スートの特徴を組み合わせたような絵柄となっています。ここではウェイト版の絵柄でその特徴を見ていきます。

例えば1のカードを見ると、1という数字は「始まり、新しく純粋なエネルギー」などの意味があり、各スートのシンボルがメインの絵となることで純粋なエネルギーを表し、それがどこからか差し出される絵柄が始まりを意味しています。
268px-rws_tarot_cups01  274px-rws_tarot_pents01  275px-rws_tarot_wands01  274px-rws_tarot_swords01
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

続いて2のカードを見ていくと、2という数字は「二極化、対称性、資質・可能性」などの意味があり、それが各スートの特徴と組み合わされ、カップの2は「気持ちの交流、恋愛 など」、ペンタクルの2は「メリットの比較、現実的なことへの適応力 など」、ワンドの2は「野心、大きな夢、展望 など」、ソードの2は「緊張状態、均衡を保つ など」というような意味を持つ絵柄となっています。
(下の写真:順にカップ2、ペンタクル2、ワンド2、ソード2)
271px-rws_tarot_cups02  276px-rws_tarot_pents02  276px-rws_tarot_wands02  276px-rws_tarot_swords02
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

スートのもう一つの要素コートカードは、ニューメラルカードとはまた違った意味を持っています。コートカードについては次回書いていきます。

タロットの基本 大アルカナ

タロットカードは「大アルカナ」と呼ばれる22枚と、「小アルカナ」と呼ばれる56枚のカード計78枚で一揃いとなっています。
今回はそのうちの大アルカナについてです。

大アルカナは、人間の本質的な面である意識活動を映す鏡のようなものです。それぞれのカードが人の意識の普遍的な状態を表すので、具体的な出来事を示すよりも、意識の中での変化や出来事を表すことが多いと考えられます。
(下の写真:ウェイト版大アルカナ「0.愚者」~「21.世界」)
275px-rws_tarot_00_fool  273px-rws_tarot_01_magician  276px-rws_tarot_02_high_priestess  277px-rws_tarot_03_empress  280px-rws_tarot_04_emperor  274px-rws_tarot_05_hierophant  278px-rws_tarot_06_lovers  272px-rws_tarot_07_chariot  266px-rws_tarot_08_strength  277px-rws_tarot_09_hermit  278px-rws_tarot_10_wheel_of_fortune  276px-rws_tarot_11_justice  273px-rws_tarot_12_hanged_man  273px-rws_tarot_13_death  276px-rws_tarot_14_temperance  275px-rws_tarot_15_devil  280px-rws_tarot_16_tower  279px-rws_tarot_17_star  273px-rws_tarot_18_moon  278px-rws_tarot_19_sun  278px-rws_tarot_20_judgement  274px-rws_tarot_21_world
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

タロットの解説者によっても違いがありますが、タロットカードは数の順番に従って一連の続き絵のようになっていると捉えることができます。
大アルカナでいうと、0~10までと11~21までの2つのグループに分けて2つのサイクルを表すと考えるのが一般的です。その流れの解釈についても様々な見解がありますがその一例として、「0.愚者」のカードで、ある範囲の世界から違う範囲の世界に飛び出し、「9.隠者」までで普遍的な意識の発達段階が表され、「10.運命の輪」で具体的な場においての意識の展開が始まり、様々な体験を経て「21.世界」で過不足ない完成状態にたどり着く、という解釈があります。

他にも、世界的なタロットのベストセラー本となっているレイチェル・ポラック著『タロットの書 叡智の78の段階』では、大アルカナを3つのグループに分ける方法が載っており、こちらも大アルカナの流れを理解する上ではとても役に立ちます。

タロットリーディングの際に大アルカナが出てきた場合は、出てきた場所の意味によっても変わってきますが、そのカードの示す意識の部分がキーポイントになってきます。また、展開したカードの中で大アルカナの比率が多い場合には、現実の出来事としての変化よりも、自分の中での意識の変化に注目する必要があることを示しており、転換期なども大アルカナが多く出る傾向となります。

タロットの基本 ウェイト版とマルセイユ版-2

タロットカードのデッキで現在最もポピュラーなウェイト版とマルセイユ版。
この2種のデッキの違いのひとつは、小アルカナの数札(1~10)の絵柄です。
(下の写真:ウェイト版・カップ1~4)
268px-rws_tarot_cups01  271px-rws_tarot_cups02  272px-rws_tarot_cups03  274px-rws_tarot_cups04
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

ウェイト版が物語の一場面のような絵柄なのに対して、マルセイユ版はトランプのようにシンボル(カップなど)がそれぞれの数描かれただけのシンプルなものとなっています。

もうひとつの違いとして、大アルカナの「力」と「正義」のカードの順番が入れかわっています。ウェイト版は「8.力」「11.正義」、マルセイユ版は「8.正義」「11.力」です。ウェイト版の方がマルセイユ版よりも後に制作されましたが、制作者のウェイトが意図して順番を入れかえました。(下の写真:最初の2枚がウェイト版「8.力」「11.正義」、後の2枚がマルセイユ版「8.正義」「11.力」)
276px-rws_tarot_11_justice  266px-rws_tarot_08_strength
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

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(出典:Wikimedia Commons/マルセイユ版タロット)

ウェイト版の方が出版されている参考書・専門書の数が多いため、初めに手に取るならこちらの方が取り組みやすいかもしれません。

読むほうにとってはそれぞれに良さがあります。
ウェイト版は絵柄でカードの意味を察しやすいので、パッと見ただけで意味を理解しやすいこと、また制作者のウェイトによってさまざまなシンボルや意図が付け加えられており、それらの意味を織り交ぜて読んでいく面白さがあります。

マルセイユ版は純粋に数の意味とシンボルの意味の組み合わせで見ていくので、ウェイト版のように意味の限定された絵柄に引きずられずに読んでいくことができます。その意味ではマルセイユ版はより広範な意味をカバーすることができ、読む方の直観力も鍛えられます。

お店ではお客様のインスピレーションも大事な要素となるため、絵柄を見ただけでなんとなく意味の分かるウェイト版を使うようにしています。マルセイユ版に興味のある方・マルセイユ版で占ってみたい方は、ご予約の際のメッセージ欄に書いていただければマルセイユ版でも占えます(^v^)

タロットの基本 ウェイト版とマルセイユ版-1

実際にタロットリーディングを受けていただく時に、タロットの基本的な知識があるとより理解しやすく面白いと思うので、今後のブログでタロットの基本を簡単に載せていこうと思います。

1回目は、タロットカードの有名な2つのデッキの種類、ウェイト版とマルセイユ版についてです。

タロットカードのデッキには、ポピュラーなものが大きく分けると2つあります。
ひとつは「ウェイト版(ライダー・ウェイト版、ウェイト・スミス版ともいわれる)」、もうひとつは「マルセイユ版」というものです。

ウェイト版は、イギリスの魔術結社 ゴールデン・ドーンの一員で、魔術やシンボリズム研究に邁進したアーサー・エドワード・ウェイトが作り出したものです。ウェイトが結社の教義に基づくカバラ思想・神秘的象徴などに則って指示した構成に従って、同じ結社の一員で画家でもあったパメラ・コールマン・スミスという女性が絵柄を描きました。(下の写真:0.愚者、1.魔術師、2.女教皇、3.女帝)
275px-rws_tarot_00_fool  273px-rws_tarot_01_magician  276px-rws_tarot_02_high_priestess  277px-rws_tarot_03_empress
(出典:Wikimedia Commons/ウェイト版タロット・Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像/作者:パメラ・コールマン・スミス)

現在最も親しまれているのはこのウェイト版で、この版を元にした様々なタロットカードが作られています。

もうひとつのマルセイユ版は、16世紀から18世紀頃のヨーロッパで大量生産されていたカード・またはその絵柄を踏襲したカードです。「ヴィスコンティ版」というタロットカードから派生したもので、ヴィスコンティ版は中世イタリアの貴族ヴィスコンティ家のために作られたものです。こちらは現存する最古のタロットカードとされています。そこから派生してフランスで作られたのがマルセイユ版です。
(下の写真:0.愚者、1.魔術師、2.女教皇、3.女帝)
jean_dodal_tarot_trump_fool  jean_dodal_tarot_trump_01  jean_dodal_tarot_trump_02  jean_dodal_tarot_trump_03
(出典:Wikimedia Commons)

私はお店でのリーディングの際にはウェイト版のカードを使っていますがその理由や、ウェイト版とマルセイユ版の違いをまた次のブログで書いていきます。

近況*9/9

ブログの更新に少し間が空いてしまいましたが、最近は主に、タロットをする際にも役に立つ、意識の状態を調節するためのワークを行ったり、新しい占星術の勉強をしたりしています。この新しい占星術について少し触れたいと思います。

今私が勉強しているのは「ヘリオセントリック占星術」というもので、占星術・タロットの本などでも数多くの良書を出されている松村潔先生が考案されている新理論の占星術です。
従来の占星術(ジオセントリック占星術)は、地球(個人の生まれた時の場所)から惑星や天体の配置を見るホロスコープ(天体図)を利用します。これは個人中心の視点で自分の性格・才能・社会的な立ち位置などを見ていくものですが、中心点が「ここにいる自分」となっているため、個人の狭い視点に閉じ込められる傾向が出てきます。また「社会や環境に自分がどう適応していくのか」というある意味閉塞的な視点の中で展開していくのが従来の占星術です。もちろん従来の占星術を知ることで、自分のこと・社会での生き方などの理解が大きく進み、世界観も広くなりますが、それ以上のことはこの占星術では知ることができないということです。

そこで、このジオセントリック占星術にプラスして、ヘリオセントリック占星術を使っていくことで、ジオセントリックの限界を超えた展開を知ることができるようになります。
ヘリオセントリックの理論は説明すると長くなるので省略しますが、「個人的・社会的な生活に閉塞感を感じており、違った視点での生き方がしたい」「自分で積極的に生き方を創造していきたい」「現在の自分の限界を超えたい」・・・という方は、この占星術を活用するといいと思います。(従来の占星術を切り捨てるわけではなく、場面によって2つの占星術を使い分ける・併用していく必要があります。)

少し勉強しただけでもヘリオセントリックの有用性は感じているのですが、しっかり使いこなせるようになり、かつ興味のある方が多いようでしたら当舖のメニューにも取り入れようと考えています。

タロットで傾向を予測する

前回のブログで「タロットは“今”に焦点をあてる」と書きましたが、タロットでは1年先くらいまでの各月のおおまかな傾向であれば見ることができます。こちらを見ることで、各月の傾向と対策を知ることができます。

例えば、来月がどのような1ヶ月になるのかを見るために1枚タロットを引いて、[戦車]の逆位置のカードが出たとします。[戦車]の逆位置には「2つのあい反する価値観のうちの、片方に偏った見方をする傾向。また事がストレートに順調には進んでいかない」というような意味があります。いざその月になると、なんとなく調子が出ない傾向が出てきます。その時に、その原因がどこにあるのかを[戦車]の逆位置のカードで知ることができます。そしてその部分を意識して改善する努力をすることで、その月の困難が和らげられていきます。
このようにタロットでは、事前にどのような傾向になるのかを予測し、改善策を知るということもできます。

タロットは“今”に焦点をあてる

タロット占いが初めての方は、タロットでどのようなことを知ることができるのか、どのように質問すればいいのか…など分からないことが多いかもしれません。

例えば、元々持っている本人の資質や、長い目で見た運命的な流れを見たいのであれば、それらは占星術や四柱推命などが得意とするものです。なので、「何歳の時に結婚運が向いてくるのか」、「自分の資質的に向いている仕事は何か」、「相手との根本的な相性はどうか」、などを見たいときは占星術などを活用します。

タロットは“今”に焦点を当てた占いで、「具体的に“今”どうすればいいのか」という時、特に活用できるものです(もちろん他の色んな活用法もありますが)。「今起きている問題の原因はどこにあるのか」、「いくつかある選択肢の中でどれを選べばいいのか」、「今焦点を当てていることは今後どのような流れになっていくのか」などを具体的に出し、また自身のバランスがどこで崩れているかなどを把握し、改善していくことでいい流れを作り出す…というような活用法です。

占星術などで自身の一生の大きな流れの傾向を知ることは、生きていく上でとても便利ですが、その流れに上手く乗ったり、適切に対処したりできるかどうかは、現在の自分の状態次第です。日々変化していく自身の現状を分析・把握し、今を適切な状態に向けていくことで、流れをつかんでいく手伝いをタロットはしてくれます。

サビアンシンボルとサイトの名前

サビアンシンボルとは、占星術の12サイン(牡羊座、牡牛座・・・)で分割されたホロスコープの円360度の、1度ずつに付与されたシンボル(象徴的なイメージ)です。自分のホロスコープを正確な生まれた時間まで入れて出すと、各惑星がどの度数に位置しているか知ることができます。(出た数字に1を足したものがその惑星の度数)。各惑星のシンボルを知ることで、より自身の持つ資質や特性が理解できるようになります。
サビアンシンボルは松村潔先生の本が詳しく、現在の最新本『完全マスター 西洋占星術Ⅱ』を以下では参考にさせていただいています。

私のホロスコープでは火星が天秤座23度の「おんどり」、木星が水瓶座13度の「バロメーター」の位置にあります。
「おんどり」のサビアンシンボルの意味は、「夜明け(芽生え)を告げて人を助ける」=「多くの人のチャンスを作り出すことができ、相手の可能性を開花させるための正確なタイミングを教えることができる」というもの。
「バロメーター」の意味は、「目に見えない未知のものをサーチし、それを判定法として使用できる」=「有能な占い師はこのバロメーターになっている」というもの。

このそれぞれが私のホロスコープでは2室と6室という仕事に関係するハウスに位置しており、タロットを仕事にする上では心強いシンボルです。これを知ったことはタロット占いを仕事として始めようと考えたきっかけのひとつです。
そしてこれらのシンボルを使い「明け告げ鳥のバロメーター」という屋号にしてみました。